ダミアーノ・クネゴの初期型ル・ロア



2006年ジロ・デ・イタリアで奮闘するダミアーノ・クネゴは、ランプレカラーのル・ロアを駆る。

ル・ロアはオーソドックスなデザインと選手好みの乗り味で2008年まで、ランプレの選手達に長く愛されたウィリエールの傑作機。細かいマイナーチェンジを繰り返し長きに渡り活躍した。

初期型ル・ロアはシートステーがモノステーになっており、リッチー製のフロントフォークを採用。中期型はダウンチューブを大径化して、ミズノ製のフロントフォークに変更。

後期型ル・ロアは、ジロ・デ・イタリアで活躍したダニーロ・ナポリターノやツール・ド・フランスで活躍したダニーロ・ベンナーティらスプリンターのパワーを受け止めるために、トップチューブとシートステーを強化。またシートステーがツインステーになり、ボリュームアップしたリヤトライアングルに合わせて、フロントフォークもウィリエールオリジナルの高剛性フロントフォークを採用した。